ローヤルゼリーってくさくないの?
ローヤルゼリーはハチミツと違って「ほのかな甘い花の香り」というわけではありません。
酸味と苦味があるため香りも独特で、決して良い匂いとはいえません。
むしろ「臭い!」というのが正解でしょう。
しかし、この「臭い」こそが一番重要なものであり、私たち人間の体に欠かせない存在なのです。
ローヤルゼリーの「臭さ」の元は、「デセン酸」という成分によるものです。
デセン酸は正式名「10-ヒドロキシ-trans-2-デセン酸」といい、この物質にのみ含まれていることから、「ローヤルゼリー酸」といわれています。
脂肪酸の一種であるデセン酸は、自律神経を整えて更年期障害予防やガン細胞の発生予防などの働きに優れ、健康維持の効能に期待出来る成分です。
皮脂の分泌量をコントロールする作用で、女性に嬉しい美肌や育毛にも効果を発揮します。
デセン酸は生タイプで1.4%、乾燥タイプで3.5%、調整タイプで0.18%以上含んでいるものが、ローヤルゼリーの品質を決めるといってもいいでしょう。
生ローヤルゼリーのデセン酸による酸味と強烈な匂いで、お手軽に飲めるものではありません。
それでも飲めるという方は生タイプを、どうしても飲めないという方は乾燥ローヤルゼリーや調整ローヤルゼリーをおすすめします。